Golf GTIを新車で買ってから10年が経ち11年目に突入した。走行距離は14万kmを越えている。ときどきクリーニングをしてもらっているのできれいなほうだとは思うが、それなりに11年目のクルマになってきている。

そんな10年超えのGTIだが、先日リコール修理の案内が届いたので修理してもらった。リコールなのでもちろん無料。ドアミラーの鏡が落ちてしまうかもしれないという不具合だが、10年もたって今更かよ、と思う。

GTIのリコールは2，3回目だ。
前回はエンジンスイッチに貼ってあるシールがはがれ、指が怪我する恐れがあるという不具合。シールといっても堅い材質で、ENGINE START STOPという文字がカットしてあるので、はがれて浮いてくると危険だ。実際俺もシールが指に刺さり血が出たことがあった。最初はエンジンスイッチが原因なんて思わないから、いつどこで怪我したんだろうと悩んでいた。あるときエンジンスイッチを押したらチクッと感じて、ここか！と判明した。そんなことがあったっけ。今回のリコールで思い出した。

先日の事故でレンタカーを借りているが、やはり新しいクルマはいい。新しい機能がありオモチャ感覚で楽しい。クルマというよりオモチャなんだ。新しいクルマに乗ってしまうと、GTIの次もクルマが欲しくなるけど、もう買わないと決めている。
クルマがない生活は大変だと思うが、クルマを買うため、維持するために働くような気がして、無駄が多いと思っている。クルマが便利なのはあたりまえだ。家族でクルマが1台もないのは無理だけど、台数を減らそうと思う。

先日、テスラのイーロンマスクが発表会で話していたが、今のクルマは24時間のうち10％くらいの時間しか稼働していない。24時間のうちほとんどは車庫か駐車場に停まっている。そんなクルマを何百万も払って買って、毎年何十万も払ってちょっとだけ乗るって無駄でしかない。