「字」を書きたくなったので、手帳を買った
湖畔ジョギング6km。
今日はなんとなく体調がよくなかった。走っていてちょっと辛かった。
けど、走った。暖かくて走るのにはちょうどよかった。
走っているとすれ違う人は毎回ほぼ同じ人。特に感じるのは、元学校の先生はよく歩いている。これまでに知っている先生と5人くらいはすれ違っていると思う。歩いているときは話しかけるけど、走っていると頭を下げるくらいしかできない。
「字」を書きたくなったので、手帳を買った
PCで作業する仕事をしているので、デジタルの日記やスケジュールを書くのは得意だ。実際PCとスマホで20年以上日記を書いている(途中何年か抜けているけど)。デジタルのメリットは修正がきくし、写真を簡単に貼り付けられることかな。ページ数なんかも気にすることはないし、スマホの中に入っているので、いつも持ち歩ける。また、後で見直すことも簡単だ。過去の○月○日の日記をまとめて見ることができる。朝起きて毎日これを見ている。写真もついていると簡単に過去の記憶が蘇る。デジタルのメリットはたくさんあるけど、デメリットってなんだろう?データは一瞬で消えてしまう可能性がある。しかしアナログの日記だってなくなってしまえば同じことだ。
いつのまにか日記に限った話になってしまったので、日記について続けます。
じゃあ、アナログの日記のメリットはなんだろう?
なんか、アナログのメリットって少なそう(笑)。よく、書くことで記憶に定着するとかいわれている。
アナログの場合、日記帳というリアルなモノが絶対に必要です。このリアルな日記帳に愛着が出てくることはありそう。自分の好きな色、デザイン、雰囲気で選ぶことができる。デジタルの場合は、ユーザーインターフェースと機能などで選ぶことになる。なるほど、こうやって書いてみて始めて気がついた。デジタルの日記帳(アプリ)には「外観」というものはないのだ。でもアナログ(リアル)の手帳には外観というかモノの持つ質感とか雰囲気とか感触がある。この特徴は十分にメリットになる。
また、自分の手がペンを持って紙に直接書くので、自分だけのものになる。絶対に他の人と同じものにはならない。これもメリット。
話しを戻すと、自分で字を紙に書きたくなったのです。字や線や丸や四角や星などを書きたくなったのです。それで手帳を買った。早速今日の出来事などを書き始めたけど、アナログのデメリットとして、字がきたないとやる気が出ない、というのがある。とくに新しい手帳の最初の一文字目を書くとき、緊張する。で、(いつものことだけど)もともと字がきたないので、がっかりする。もう56年も生きているとそのへんのことは最初からわかっているから、一文字目を書く前に字はきたなくていいんだ、あえてきたなく書いちゃえ、なんて思うことにしている。
一日目のページを見返してみて、やはり字はきれいではない。しかし、それがアナログの手帳のメリットなのだ。
自分の字で書く。
自分のものを作っていく。