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2024年11月12日

雪を待つNISEKO

夏前の6月から5ヶ月ぶりのニセコ。
先週雪が降ってうっすらと雪景色になったらしいが、今日は晴れて暖かく雪はほとんど溶けていた。
雪道で車の運転はしたくないので、冬は新千歳空港からニセコへ直行するスキーバスを使う。このバスは6,7年前まではガラガラだったけど、コロナ禍も過ぎて最近はインバウンドのスキーヤーたちで満席になる。料金も倍近くに値上がりしている。
今回のニセコは11月中旬で、雪が降る可能性もあったけどレンタカーを使うことにした。(レンタカーの車種はお任せで予約をしたが、トヨタのライズだった。)
運良く天気は快晴で、紅葉が終わった北海道の道路を快適に運転することができた。途中、紅葉したもみじが太陽に照らされて真っ赤に輝いていた。
この時期、鹿を見かけるが今回は顔を出さなかった。森の中からこちらの様子をうかがっているのだろう。いつも運転しながら、もし鹿が飛び出してきてぶつかってしまったらどう対処すればいいのだろう?と考えるけど、いまだに答えはわからないままだ。

雪が降る前の11月、ニセコは閑散としている。ニセコ全体が、インバウンドのスキーヤーが来る前の冬支度をしている。ホテルのスタッフも精気を養うときなので、長期の休みをとって旅行に行ったりする。レストランもクローズしているところもある。そして12月になって雪が降り出すと世界中からパウダースノーを求めて、スキーヤー、スノーボーダーが押し寄せてくる。

ニセコはまだまだ活気がある。大きなホテルやコンドミニアムの建設が続いている。ログハウスの別荘や個人の住宅も増えている。ニセコは人口が増えているのだ。
ニセコの山にパウダースノーが降り続くかぎり、世界のNISEKOを目指して人が集まるのだろう。

もう1ヶ月もしないうちにNISEKOは真っ白になる。